薬物血中濃度測定サービス

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薬物血中濃度測定サービス

   

文部科学省特別経費採択プロジェクト「個別化がん化学療法の確立を目指した投与設計システム構築事業」を継続しています。

治療効果と、成績を継続させるために、 経口抗がん剤は継続して服用しなければいけません。しかし経口剤ですので、十分な量の抗がん剤が血液中に到達しているのか、臨床検査値同様、血液中の薬物濃度のデータが今後の治療に大いに役立ちます。

複数の薬を服用していれば、薬物間の相互作用が起こり、血中濃度が変動することがありますし、食事によって薬の取り込みが変化することもあります。血液中の薬物濃度を測定することで、これらの影響の程度を確認できます。データは医師、薬剤師のみならず、患者さんにも見せることで治療に対するアドヒアランス向上にも繋がります。最小有効濃度(MEC)や最小中毒濃度(MTC)が明確になれば、十分な効果が得られない濃度域の推移や副作用の発現を回避し、より早い寛解を目指して、治療途中での投与量の増減も可能となります。

我々は以下の分子標的抗がん剤の血中濃度を測定しています。

  • 血液がん領域:イマチニブ、ニロチニブ、ダサチニブ、ボスチニブ、ポナチニブ
  • 消化器がん領域:イマチニブ、レゴラフェニブ(M2、M5を含む)
  • 肺がん領域:ゲフィチニブ(+代謝物)、エルロチニブ(+代謝物)、クリゾチニブ、アファチニブ、アレクチニブ

また精神科領域の薬剤の血中濃度を測定しています。

  • 精神科領域:クロザピン

上記薬剤は無償で測定致しますが、記載のない薬剤は、お問合わせ頂いても一切お受けいたしません。

詳細は下記までお問合わせください。
Clin.pharm@hos.akita-u.ac.jp(担当:実験助手 加茂谷 利恵)

送付について

■検体採取法

  • 採血日か翌日に郵送して頂ける場合、EDTA入りのサンプル管のまま0℃ の「冷蔵クール」お送りください。
  • すぐ郵送できない場合、遠心して血漿にして頂き、冷凍保管、その後「冷凍クール」でお送りください。

■受付可能時期

  • 土日祝日を避けてお送りください。
  • 送付時に、到着予定日時を知らせるメールをお送りください。(不在時に荷物が届くと受け取れず検体が変化します)

■採血ポイント

  • 採血は、C0 トラフ(内服直前)が理想です。

■血中濃度測定に対する患者様からの同意と、他施設への試料・情報の提供に関する記録

  • 採血に関する同意を患者様から頂き、また同意を得た旨を診療録に記載してください。

    [記載例]血中濃度測定のため、秋田大学に血液検体と臨床情報を匿名にて送ることを説明し、同意を得た

  • 下記添付ファイル『他の研究機関への試料・情報の提供に関する記録』に各所サインを頂き、記録のコピーを

    検体郵送時にご同封ください。

  • 原本は貴施設にて保管をお願いいたします。
  • こちらからダウンロードしてください→→ 提供記録.docx へのリンク

■送付先住所

〒010-8543 秋田市本道1-1-1
秋田大学医学部附属病院 薬剤部 試験室
[担当] 赤嶺由美子 (試験室主任) 
電話 : 018-834-1111(内線2408)